こんにちは獣医師の阿波です。

サクラも散り、春爛漫の陽気が続けばノミ・ダニも活発に動き出します。

これからGWを迎え夏のレジャーなどワンちゃん達も外で過ごす機会が増えてくると思います。また、普段の散歩コースに草むらなんかがあるとノミがついたり、なんか大きなホクロがあると思ったらダニだったりと感染する機会も増えてきます。

もちろんネコちゃんも外に出る子はかなり高率にノミがついてきますし(ウィルス感染の機会も増えますので注意されてください)、家の中にいる子でも普段の生活環境の中にノミが一緒に暮らしていたりすることもあります。

ノミとダニが動物たちに媒介する病気もあれば、人間に感染してしまう病気もありますので十分ご注意ください。

そのため当院では積極的にノミ・ダニの予防薬の使用をおすすめしています。

病院でお出しするお薬は確実な効果と安全性が実証されているものばかりですので是非ご相談ください。

注:ダニがついてる場合無理に取らずに病院に来てください、ダニのくちばしが残り皮膚炎を起こすことがあります。

下にノミとダニの写真を掲載します。

ネコノミ(左上図)、体表を歩くネコノミ成虫(右図)、フタトゲチマダニの成虫(左下図)

(出典:寄生虫鑑別アトラス、イラストでみる猫の病気)

日本では犬に寄生するノミはネコノミが多数といわれています。

ワンちゃんやネコちゃんににノミが感染した場合問題となることとしては

①皮膚の痒み(ノミアレルギーの場合症状は強く出ます、特にお尻の方)

②瓜実条虫症(主に小腸に寄生し、栄養吸収障害、消化器症状を起こす)

➡人間にも感染することがあります

③貧血(重度寄生の場合、猫では赤血球に感染するマイコプラズマが原因となることも)

ダニが感染した場合は

①無理やりはがすことによる皮膚炎

②貧血や発熱(バベシアやヘパトゾーンなどの原虫症、ライム病など)

またマダニが媒介する人間の感染症として最近問題となっているのが重症熱性血小板減少症症候群という病気です。

国立感染症研究所のホームページに現在の発生状況など詳しく掲載されていますのでご覧ください↓

重症熱性血小板減少症症候群

ノミが媒介する人間の感染症もありますので十分ご注意いただき、積極的な予防をおすすめします。是非動物たちと一緒にノミ・ダニフリーな行楽シーズンをお過ごしください。

広告