今回は神興東小学校に授業に行って来ました。2年生約80名の子供たちに、病院で診た動物達を紹介しながら、「命の大切さ」について話をしました。
病院に来た動物たちが、病気や怪我で、いろいろな治療を受けながら、生きようと頑張っています。もちろん、そこには飼い主さんの手厚い看護と、獣医師の頑張りがある訳ですが、その動物達の姿を見て、命というものを少しでも感じてもらえたらいいなと思います。
今回、子供達とのやりとりで面白かったのは、エリザベスカラーの事をヘルメットと答えた女の子がいました。エリザベスカラーというのは、動物が点滴の管を齧ったり、体を舐めない様に首に嵌めるわっかの事です。確かに首に巻いているので、頭部を保護する様に見えますからね。
それから、たくさん質問をする男の子がいました。授業中も休み時間も、帰りの廊下でも。 その質問の中にこういうのがありました。「腸は小腸と大腸に分かれていますが、それは何故ですか」 小学2年生で、こういう事を考える子がいるんだなあと感心しながらも、私はタジタジでした。