こんにちは、スタッフの因間です。
先日、当院の看板犬かれんが前庭障害になりました。
ふらふらして目が左右にぐるぐる回っており、すぐに院長による診察が行われました。
現在は、目は回っておりませんが、まだ少しふらつきがあるように感じます。
この疾患は、シニア犬に多く見られるそうです。かれんは14歳です。
原因は様々で発生原因はわからないことが多いようです。
症状は2~3週間以内に自然に治まることが多いですが、脳に腫瘍が隠れていたりすることもあるようなので、今後も経過観察となります。
〜もしも同じような症状が現れた場合は、当院までご相談ください〜
かれん、きついだろうけど早く元気になってね!!
ひなたぼっこ中のかれん♪
前庭障害(老年生)とは・・?
*定義:高齢犬における末梢前庭系の急性非進行性障害。
*病態の原因:
内耳における三半規管内リンパ液の生成、循環または、
吸収障害に続発する内リンパ液の流れの異常。
前庭受容器の中毒性障害または内耳神経である、
前庭神経の炎症などが疑われる。
*症状:平衡失調、見当識障害、起立困難、頭部斜頸、眼振、吐き気など。